2020/09/02
デザインってどうやって学ぶの?
先日、知り合いの工務店の社長さんが、
インターンの学生さんを連れて、
弊社に訪問してくれました。
木の家をつくる工務店ってどうなの?
仕事ってどうやってするの?
デザインってどうすの?
間取りはどうするの?って、
色々とお話をさせていただきました。
残念なことに、
話忘れたことがひとつありましたので、
ここで話をしていきたいと思います。
是非とも、
デザイン関係のお仕事を目指している方に聞いて欲しい内容です。
ちょっと前に話をした、
「家のプランってどうやってかんがえるのですか?」
https://www.koki-hp.com/blog/detail0111.php
その②に続く内容でもあります。
デザインや間取りのつくるコツというべきか、
デザインの勉強!間取りの勉強!になります。
実は世の中には、
デザインや、間取りキチンと教えてくれる所は、
ほとんどないと思います。
ということは、自分で磨かないといけないのです。
自分の型(パターン)を作る必要があります。
物事を創造するにあたり、
いきなり、自分の型を持っている人は天才です。
ほとんどいません。もちろん僕も違います。凡人です。
じゃあ、
どうやって型をつくるか?っていうと、
いいお手本を
ひたすら「真似」をしていくことです。
だけど、ただ「真似」をしていくだけではだめです。
「真似」をしていくなかで、
設計の意図を感じて、
考えて自分のものにしていくのです。
それを繰り返すと、
自分の中の引出しが増え、
だんだん整理がされて、
自分の型ができてきます。
僕の場合は、
設計事務所修行時代に、
所長からのプランをひらすら図面に起こしていきました。
図面を起こす中で、
なぜこのような納まりをしているのだろう?
なぜここにこれがあるのだろう?
なぜ?なぜ?なぜ?の繰り返しです。
そうすることによって、
図面を見たり、建物を見たときに、
設計者の意図が感じられるようになってきます。
それをアウトプットすることが、
デザインであったり、
間取りであったりするのです。
最近では、
ネットにいいお手本が溢れています。
是非とも、
なぜ?なぜ?なぜ?と考えながら、
真似をしていってくださいね☆