2020/08/12
家のプランってどうやって考えるのですか?
ちょっと一級建築士の先生らしい話をします。
家のプランって、
どうやった考えるのですか?って、
若い方に聞かれます。
そういうときには、
「企業秘密です(笑)」
とイジワルに答えるのですが、
あながち嘘ではありません。
直感なのか?ロジックなのか?センスなのか?
なんとも言いようがないので、
流れをお教えします。
まずは・・・
プランはそこに住まわれるお客様あっての話です。
お客様に喜んでもらえず、
自己満足で提案すると、まずアウトです。
(僕も過去に何回もありましたw)
そこは大前提です。
では、
まずはお客様と話をします。
本当に他愛のない話です。
家族の話や、
どんなお子様なのか?
何が好きなのか?
この土地に住まわれる理由等を何気に聞いていきます。
そうすると、
大体、ぼんやりと家の間取りが頭のなかに出来ております。
そのぼんやりとしたものを紙に書いていきます。
しかし、ラフすぎてなんともなっておりません。
矛盾がおこっております。
なんというか、
「噛み合ってない」と表現をしたらいいのか?
その噛み合わないものを、
ブツブツ言いながら
線の上に線をなぞっていくと、
いつの間にか形が整います。
それを整理して、
清書して、
間取りができてきます。
まぁ、なんと言うことでしょう!
説明がしようなないですね。
だから、企業秘密なんです(笑)
これでは若い子に失礼ですので、
コツというのがあります。
コツその①
まずは自分の引出しを増やしておこう!
やはり、
引出しの中にはネタが入っております。
その引出しの多さがバリエーションを増やし、
建築士としての奥行き感を出します(笑)
色々なプランをみるものいいし、
色々な経験をするのが一番です。
時には自分への投資だともって、
奮発して良いお店にいくのも大事なことです。
世の中には、
引出しを増やすということ大切さを知らない人が沢山います。
更にもう一言いうと、
0→1に出来るのは天才です。
しかし、
世の中の人はほとんどが凡人です。
もちろん私も
天才には敵わない、
努力をしている凡人です。
多くの方は0→1ではなく、
引出しの中から探してきたり、
引出しと別の引出しを
組み合わせたりして、
プランを作っております。
コツその②はいつに日か・・・